デビッド・モレル
基本情報 | |
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本名 | オズバリー・デビッド・モレル・グティエレス・ジュニア |
階級 | スーパーミドル級 |
身長 | 185cm |
リーチ | 199cm |
国籍 | キューバ |
誕生日 | 1998年1月18日(25歳) |
出身地 | サンタ・クララ |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 9 |
勝ち | 9 |
KO勝ち | 8 |
敗け | 0 |
獲得メダル | ||
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キューバ | ||
男子 ボクシング | ||
AIBA世界ユース選手権 | ||
金 | 2016 サンクトペテルブルク | ライトヘビー級 |
オズバリー・デビッド・モレル・グティエレス・ジュニア(Osvary David Morrell Gutierrez Jr.、1998年1月18日 - )は、キューバのプロボクサー。サンタ・クララ出身。現WBA世界スーパーミドル級レギュラー王者。センサク・ムアンスリンとワシル・ロマチェンコと並ぶデビューから3戦目で世界王者になった。現在はミネソタ州ミネアポリス在住。
来歴
2019年7月19日、キューバから亡命しウォリアーズ・ボクシング・プロモーションズと契約[2]。
2020年8月8日、ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで、空位のWBA世界スーパーミドル級暫定王座決定戦としてWBA世界スーパーミドル級1位でWBA世界スーパーミドル級ゴールド王者のレノックス・アレンと対戦し、12回3-0(120-108、119-109、118-110)の判定勝ちを収め、暫定ながらセンサク・ムアンスリンとワシル・ロマチェンコと並ぶ世界最速記録となるデビュー3戦目での王座獲得に成功した[1]。
2020年12月26日、ロサンゼルスのシュレイン・エキシビション・ホールでWBA世界スーパーミドル級10位のマイク・ガブロンスキーと暫定王座の防衛戦を行う予定だったが、モレルが前日計量で170ポンドを記録し体重超過になったが、体重超過を犯したにもかかわらず結局モレルの暫定王座は剥奪されず、ノンタイトル10回戦に変更して試合は行われ[3]、モレルが3回2分45秒KO勝ちを収めた[4]。
2021年1月19日、WBAは、モレルを暫定王者からレギュラー王者へ昇格した[5]。
2021年6月27日、ミネアポリス・アーモリーでWBA世界スーパーミドル級15位マリオ・カサレスと対戦し、初回2分32秒KO勝ちを収め初防衛に成功した[6]。
2021年7月8日、WBAから元WBA世界スーパーミドル級暫定王者でWBA世界スーパーミドル級3位のジョン・ライダーとの指令戦を発令され、8月8日までに交渉を行うように通達された[7]。
2021年12月18日、ミネアポリス・アーモリーでWBA世界スーパーミドル級10位のアランテス・フォックスと対戦し、4回TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[8]。
2022年6月4日、ミネアポリス・アーモリーでWBA世界スーパーミドル級10位で元UBF(ユニバーサルボクシング連盟)インターコンチネンタルスーパーミドル級王者のケビン・ヘンダーソンと対戦し、4回2分35秒TKO勝ちを収め3度目の防衛に成功した[9]。
2022年11月5日、ミネアポリス・アーモリーでWBA世界スーパーミドル級1位でWBAインターコンチネンタル・ABC・WBOグローバルスーパーミドル級王者のアイドス・イェルボスヌイと王座を獲得して初めての指名試合で対戦し、12回2分34秒KO勝ちを収め4度目の防衛に成功した[10]。しかし試合後にイェルボスヌイが脳出血の症状で一時意識不明になり緊急搬送する怪我を負った[11][12]。
戦績
- プロボクシング:9戦9勝 (8KO) 無敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2019年8月31日 | ☆ | 1R 1:05 | KO | イェンドリス・ロドリゲス・バルデス | キューバ | プロデビュー戦 |
2 | 2019年11月2日 | ☆ | 2R 1:01 | KO | クィントン・ランキン | アメリカ合衆国 | |
3 | 2020年8月8日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | レノックス・アレン | ガイアナ | WBA世界スーパーミドル級暫定王座決定戦→レギュラー王座認定 |
4 | 2020年12月26日 | ☆ | 3R 2:45 | KO | マイク・ガブロンスキー | アメリカ合衆国 | |
5 | 2021年6月27日 | ☆ | 1R 2:32 | KO | マリオ・カサレス | メキシコ | WBA防衛1 |
6 | 2021年12月18日 | ☆ | 4R 2:06 | TKO | アランテス・フォックス | アメリカ合衆国 | WBA防衛2 |
7 | 2022年6月4日 | ☆ | 4R 2:35 | TKO | ケビン・ヘンダーソン | アメリカ合衆国 | WBA防衛3 |
8 | 2022年11月5日 | ☆ | 12R 2:34 | KO | アイドス・イェルボスヌイ | カザフスタン | WBA防衛4 |
9 | 2023年4月22日 | ☆ | 1R 2:36 | KO | ヤマグチ・ファルカン | ブラジル | WBA防衛5 |
獲得タイトル
脚注
- ^ a b David Morrell Outworks Lennox Allen For Dominant Decision, Wins WBA Belt TAPOLOGY.com 2020年8月8日
- ^ News: Gutierrez, Mike Faragon, Davey, Masoud, Kaplan, More BoxingScene.com 2019年7月19日
- ^ Morrell-Gavronski PBC on Fox Headliner Now 10-Round Non-Title Fight BoxingScene.com 2020年12月26日
- ^ David Morrell Demolishes Mike Gavronski in Three Round Beating BoxingScene.com 2020年12月26日
- ^ “David Morrell Made WBA 'Regular' Champ, Ordered To Face John Ryder”. Boxing Scene.com (2021年1月19日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ “David Morrell Demolishes Mario Cazares in One Round”. Boxing Scene.com. 2021年6月27日閲覧。
- ^ “David Morrell-John Ryder: WBA Re-Orders Super Middleweight Title Fight”. Boxing Scene.com (2021年7月8日). 2021年7月11日閲覧。
- ^ “David Morrell Drops, Stops Alantez Fox In 4th Round For TKO Win”. Boxing Scene.com (2021年12月18日). 2021年12月25日閲覧。
- ^ “David Morrell Overwhelms Kalvin Henderson, Stops Him In 4th Round”. Boxing Scene.com (2022年6月4日). 2022年11月10日閲覧。
- ^ “Highlights and results: David Morrell Jr knocks out Aidos Yerbossynuly in 12th round”. Bad Left Hook (2022年11月6日). 2022年11月7日閲覧。
- ^ “Report: Aidos Yerbossynuly in coma after taking beating from David Morrell”. sports.yahoo.com. 2022年11月7日閲覧。
- ^ “Source: Yerbossynuly in coma after 12th-round knockout loss to Morrell”. danrafael.substack.com. 2022年11月7日閲覧。
関連項目
外部リンク
- デビッド・モレル (@OsvaryJ) - Twitter
- デビッド・モレル (@davidmorrelljr_oficial) - Instagram
- DAVID MORRELL - Premier Boxing Champions
- デビッド・モレルの戦績 - BoxRec(英語)
暫定王座決定戦 対戦者 レノックス・アレン |
WBA世界スーパーミドル級暫定王者 2020年8月8日 - 2021年1月19日 |
次暫定王者 正規認定により消滅 |
空位 前タイトル保持者 サウル・アルバレス |
WBA世界スーパーミドル級王者 2021年1月19日 - 現在 |
次王者 N/A |