ドラグノフ狙撃銃
SVD 前期型
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SVD | |
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種類 | 軍用狙撃銃 |
製造国 | ソビエト連邦 |
設計・製造 |
エフゲニー・F・ドラグノフ カラシニコフ・コンツェルン(旧:イズマッシュ) |
年代 | 1960年代-現代 |
仕様 | |
種別 | セミオートマチックライフル |
口径 | 7.62mm |
銃身長 | 620mm |
ライフリング | 4条右回り |
使用弾薬 | 7.62x54mmR弾 |
装弾数 | 10発(箱型弾倉) |
作動方式 | ガス圧利用(ショートストロークピストン式)、ターンロックボルト |
全長 | 1,225mm |
重量 | 4,310g |
銃口初速 | 830m/秒 |
有効射程 | 800m |
歴史 | |
製造期間 | 1964年-現在 |
配備期間 | 1964年-現在 |
配備先 |
ソビエト連邦軍 ロシア連邦軍他 |
関連戦争・紛争 |
ベトナム戦争 バングラデシュ独立戦争[1] カンボジア・ベトナム戦争 中越戦争 ソ連のアフガン侵攻 第一次チェチェン紛争 第二次チェチェン紛争 南オセチア紛争など |
ドラグノフ狙撃銃(ドラグノフそげきじゅう、英: Dragunov sniper rifle、露: Снайперская винтовка Драгунова, ロシア語ラテン翻字: Snayperskaya vintovka Dragunova、SVD)は、ソビエト連邦が開発したセミオート狙撃銃である。
開発
ソビエト連邦では、帝政以来一発必中の狙撃が重視されていた。そして、第二次世界大戦時にモシン・ナガンM1891/30を使用した市街戦における狙撃手の有効性が確認されたため、1950年代、ソ連軍指導層は、小隊規模での選抜射手と対応するセミオート狙撃銃が必要であると考え、後継機種を兼ねた選抜射手専用ライフルの採用デザインコンテストが行われた。
セルゲイ・シモノフ、アレクサンドル・コンスタンチーノフ、エフゲニー・F・ドラグノフの三人の銃設計者がそれぞれ試作品を提出し最終的にドラグノフ設計の試作品であるSSV-58が選ばれ、1963年に制式採用された。
設計
レシーバー左側面にドブテイルマウントを備えておりさまざまな照準器を装着することができる。NSPUを取り付けた状態は SVDN1(GARU:6V1N1)、NSPUMを取り付けた状態はSVDN2(GARU:6V1N2)、NSPU-3を取り付けた状態はSVDN3(GARU:6V1N3)と呼ばれる。また西側諸国のセミオート狙撃銃と比較して細身で、軽量化や運搬性向上のために銃床は中央部に大きな穴を空けた、スケルトンストック型(サムホールストック)の直銃床である。銃床上部にはスコープを使用した際の照準を容易にするため、着脱式のチークピース(頬あて)を装着できる。作動方式はガス圧利用方式で、銃身上方に平行にして取り付けられているガス・シリンダーへ銃身中央部に位置する小さい穴から発射ガスの一部を誘導し、ガス・ピストンを起動させる。ピストンの動きをオペレーティング・ロッドを通じてボルト・キャリアーに伝え、ボルトを作動させる。
長期的な酷使を前提としてAK-47を参考に作られたために部品数は少なく、頑丈で信頼性が高い。しかし、AK-47とはガスチューブの形状などが異なり、部品に互換性はない。また、AK系突撃銃とは異なり、オペレーティング・ロッドとボルト・キャリアーを別部品とするショートストローク方式を採用しているが、ロッキング方式はAKと同様にボルト・キャリアーの前後動作に同調して回転するロータリー・ボルト方式である。
弾丸は、モシン・ナガンM1891/30やカラシニコフ汎用機関銃と共通の7.62x54mmR弾(Rは「Rimmed(リムド)」もしくは「Russian(ロシアン/ラシアン)」の略)を使用するほか、精密射撃には狙撃用の7N1[2]や後継の7N14も使用できる。ガスシステムは腐食を防ぐため、クロムメッキ処理されている。
アメリカ陸軍が使用しているM24 SWS(レミントンM700の軍用版)などの狙撃銃は、光学照準器の使用が前提で金属製照準器が省略されている(アイアンサイトを取り付けるベースが有るため、装着は可能)が、ドラグノフには1,200メートル程度まで対応可能な金属製照準器が備えられており、近距離での照準や光学照準器が破損した場合に使用される。こうした特徴から、ドラグノフは選抜射手が用いるマークスマン・ライフルに近い性質も持つ。光学照準器(PSO-1)も付属し、サイドレール・ブラケットへ容易に取り外しできる。格闘戦を前提としない狙撃銃でありながら、銃身先端には着剣装置が設けられている。ロシア軍では、AK系の有効射程の短さと連射時の命中精度の低さを補う目的で分隊ごとに1丁のドラグノフが配備され、それぞれの有効戦闘距離を、AK系は300メートル、SVDは600メートルと想定している。
ドラグノフが遠距離狙撃が困難である理由として、肉薄の銃身と620mmという長い銃身長が挙げられる。肉薄の銃身は発砲時の銃身の振動を低減しにくく、長い銃身長はその振動による銃口のズレを増幅させ、弾道を僅かに逸らす。
M24 | SR-25 | FR F2 | L96A1 | ドラグノフ | SV-98 | |
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画像 | ||||||
使用弾薬 |
7.62x51mm弾 8.58×70mm弾 等 |
7.62x51mm弾 | 7.62x51mm弾 8.58×70mm弾 等 |
7.62x54mmR弾 | 7.62x54mmR弾 7.62x51mm弾 8.58×70mm弾 等 |
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装弾数 | 5発[注 1] / 10発[注 2] | 5 - 20発[注 3] | 10発[注 2] | 5 - 10発[注 2] | 10発[注 3] | |
銃身長 | 610 mm | 508 mm / 609 mm | 650 mm | 660 mm | 620 mm | 650 mm |
全長 | 1,092 mm | 1,118 mm | 1,200 mm | 1,180 mm | 1,225 mm | 1,270 mm |
重量 | 4,400 g | 4,810 g (競技仕様) | 5,100 g | 6,500 g | 4,310 g | 6,200 g |
射程 | 800 m[注 4] 1,500 m[注 5] |
600 m | 800 m | 800 m[注 4] 1,500 m[注 5] |
800 m | 1,000 m |
作動方式 | ボルトアクション方式 | 作動:ストーナー方式 閉鎖:ロータリーボルト式 |
ボルトアクション方式 | 作動:ショートストロークピストン式 閉鎖:ターンロックボルト式 |
ボルトアクション方式 |
備品
- PSO-1
- 4x24倍率の標準的なスコープ。サンシェードを含む全長は375mm。夜間には照準線をバッテリーで点灯させることができる。初期のモデルは赤外線検知フィルターを内蔵し、敵の赤外線照射装置を発見できたが、大掛かりな赤外線照射装置を必要とする暗視装置が廃れたため、現在のモデルでは省略されている。現によく見られているモデルはPSO-1-M2というモデルである。
- PSO-1と呼ばれているのは普通にロシアのNPZ(Нпз,NOVOSIBIRSK INSTRUMENT-MAKING PLANT, JOINT STOCK COMPANY)による生産された4x24倍率のPSO-1シリーズのスコープであるが、ベラルーシのZenit-BelOMO社も同じシリーズのスコープを提供している。両者は実用性にはほとんど差はない。後者は兵士が私物装備とすることも多いが、ロシアの官品輸出制限によりコレクションとしての価値には差が見られる。
- NPZ社は、似たような外見で倍率が違うPO(ПО)というシリーズのスコープも提供している。
- POSP(ПОCП)
- ベラルーシのZenit-BelOMO(ЗЕНИТ - БЕЛОМО)社が生産するAK/ドラグノフ用スコープシリーズである。多様な倍率のものがあり、外見はPSO-1と似ているが、一部のモデルには倍率または視度調整用のダイヤルが付いているなど、細部に違いが見られる。
- ロシアの官給品ではないが、兵士が私物として装備することも多い。
- NSP-2
- 初期の暗視装置で、大掛かりな赤外線照射装置を使用した。
- 1PN-58(NSPUM-2)
- 第一世代の暗視スコープ。
- 1PN-51(NSPU-3)
- 第二世代パッシブ方式の暗視スコープ。
- 銃剣
- 一部のモデルには着剣装置が付属しており、AK用の銃剣を装着できる。
運用
初期生産分200丁を除き、1964年からイズマッシュ社がライン生産している。ワルシャワ条約機構加盟国を中心に多くの国で採用されたほか、親ソ連第三世界諸国にも多数供与された(詳細は運用国の項を参照)。
後に木製部分を黒塗りポリマー素材としたものが標準仕様となり、特殊部隊用に折り畳み可能なワイヤーストック仕様もある。イズマッシュ社からは反動軽減などを図った近代化モデルが発売され、ロシア軍も採用している。
なお、長距離精密射撃用狙撃銃としてみた場合、ドラグノフ狙撃銃は半自動式装填であり、標準で二脚を装備しないなど、構造上 命中精度向上が望めなかったため、新型狙撃銃開発が始まり、1998年よりボルトアクション方式、SV-98 狙撃銃が製造されており、マークスマン・ライフルに近い性質のドラグノフ狙撃銃との使い分けがなされている。
派生型
ここで紹介するのはドラグノフ狙撃銃の発展型であり、AKをベースにしたマークスマン・ライフルや狙撃銃の類は紹介しない。
ロシア製
SVDS
SVDS(GARU:6V3)は、折りたたみ可能な銃床に変更したモデル。イズマッシュ造兵廠で生産された。
全長:1135mm/875mm
重量:4.68Kg。
1990年代初頭、SVDSとして知られる、空挺部隊向けSVDのコンパクトな派生品が導入された。レシーバー右側に折りたたみ可能な管状金属で構成された銃床(合成樹脂製ショルダーパッドと固定チークレスト装備)、合成樹脂製ピストルグリップを備える。銃身565mm(21.7インチ)とより短く重いものが装着されている。レシーバーハウジングが強化され、ガスシリンダーブロックが改善されている。フラッシュサプレッサーもより短いものに変更された。
SVDと同じく、レシーバー左側面にドブテイルマウントを備えておりさまざまな照準器を装着することができる。NSPUを取り付けた状態は SVDSN1(GARU:6V3N1)、NSPUMを取り付けた状態はSVDSN2(GARU:6V3N2)、NSPU-3を取り付けた状態はSVDSN3(GARU:6V3N3)と呼ばれる。
SVU/OTs-03
SVUは、1979年のボンダレフの試作から発展し、1991年に採用されたブルパップレイアウトのSVD。520mmの短縮された銃身(有効射程は400mに減少)、1回転245mmに変更されたライフリング、銃口には反動を40%吸収、銃声を10〜12%軽減、消炎などの機能がついたフラッシュハイダーとマズルブレーキの機能を持った複合マズルデバイスを取り付けている。
SVU-A/OTs-03A
SVU-Aは、ロシア内務省の命令によって開発されたSVUにフルオート射撃を追加したモデル。フルオート射撃を追加した理由は、市街戦の際に不意に敵に接近され、白兵戦に発展したときに対応するためである。フルオート時の強烈な反動を抑えるために二脚の取り付け位置を前方に変更している。
SVU-AS/OTs-03AS
SVU-ASは、SVU-Aを第二次チェチェン紛争の経験を生かして二脚を中心に改良したモデル。二脚はヒンジを操作して側面90°調整、展開時は長さを4段階調整できるなど利便性が向上している。
OTs-03M
OTs-03Mは、2015年に公開されたSVUの最新モデル。上下ピカティニーレールを備えたハンドガード、ハンドガードからグリップまでが一体型の新型レシーバー、取り外しが容易な二脚、銃口には複合マズルデバイスを備えている。
OT-130
OT-130は、2015年にOTs-03Mとともに公開されたSVUの民間向け仕様。現在開発中で情報が少ない。
VS-121
VS-121は、カラシニコフ・コンツェルン社が開発したSVDベースのブルパップ狙撃銃。レシーバーはSVDのものを流用し、より人間工学に対応した銃尾とグリップ、4面のピカティニーレールを備えたハンドガードを備えている。
SVDK
SVDK(GARU:6V9)は、カラシニコフ・コンツェルン社が開発したSVDの使用弾薬を変更したモデル。
全長:1250mm/965mm
重量:6.5Kg(照準器と二脚を取り外した状態)
SVDの使用弾薬をドイツで開発された狩猟用弾薬の9.3×64mm ブレネケ弾をベースとしたロシア製軍用弾薬の9.3×64mm ブレネケ 9SNに適合したモデル。7.62×54mm Rを使用するSVDと12.7×108mmを使用するKSVKの間を埋めるような役割を想定されている。銃床はSVDSと同じタイプのものを装着しており、照準器は1P70を使用する。
SVDM
SVDMは、カラシニコフ・コンツェルン社がSVDSを近代化したモデル。
全長:1135mm/975mm
重量:5.3Kg
550mmの肉厚バレル、SVDSの銃床をベースに銃尾とチークパッドが調整できるようになった銃床、より人間工学に対応したグリップ、容易に取り外せる二脚、ピカティニーレールを備えたトップカバーをの備えている。またドブテイルマウントからピカティニーレールに変更されたことにより照準器はPSO-1から1P88-4に変更された。そして国外輸出向けモデルとして使用弾薬を7.62×51mm NATO弾に変更したモデルが存在する。
ティーグル
ロシアの民間モデル。主に猟銃として用いられる。西欧を含む海外輸出も視野に入れ.308ウィンチェスター弾使用モデルもラインナップされる。
外国製
- 79式狙撃歩槍
- 中国のノリンコ(中国北方工業公司)社がライセンス生産したもの。
- 85式狙撃歩槍
- ノリンコ(中国北方工業公司)社製79式狙撃歩槍の発展モデル。
- NDM-86
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ノリンコ(中国北方工業公司)社の輸出モデル。EM351は7.62x54mmR弾仕様、EM352は7.62x51mm NATO弾仕様である。
- FPK(PSL)
- ルーマニアで開発された狙撃銃。作動方式はガス圧作動式で、ボルトを回転させ銃身を閉鎖するロータリー・ボルト・ロッキングが組み込まれているなど基本構造はSVDに近く、中央部をくり抜いたスケルトンストックと細身の銃身はSVDを思わせる。しかし、ハンドガードが上下に分離でき、マガジンもトリガーガード隣にあるなど外見的にAKと共通する部分があり、ボルトキャリアー、オペレーティングロッド、ガス・ピストンが一体化しているなどの内部構造もAKと同様の設計が見られる。SVDは必要に応じ着脱可能チークピースを装備していたが、FPK銃床はチークピース一体となっている。そのため、FPKはAK-47を大型化した狙撃銃といえる[3]。
日本での所有
日本では猟銃(ライフル銃)として民生向けモデルが取得可能で、実際にイズマッシュのタイガーは所持許可の実績もある。用途は狩猟目的に限定され、弾倉装填数を5発以内にする改造を施さなければならないほか、ライフル銃取得に必要な資格(狩猟免許など)および適当な経歴を要する。
なお、日本ではほかの軍用狙撃銃をベースにした民間向けライフルも、上記の条件が通れば法規制上は所持できることになっているが、多くのモデルは弾倉が着脱可能であり、装弾数を5発以内とすることが担保できないことから所持許可が下りないケースもある。
画像
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初期型のドラグノフ狙撃銃
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タイガー308
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第4回十月狙撃コンテストの参加者。このドラグノフ狙撃銃には着剣ラグが無い
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SVDを装備したバングラデシュ軍兵士
運用国
- アフガニスタン
- アルバニア
- アルジェリア
- アルメニア
- アゼルバイジャン
- バングラデシュ
- ブルガリア
- カンボジア
- 中国 - ノリンコ社が79式狙撃歩槍・85式狙撃歩槍として生産。
- チェコ
- エジプト
- フィンランド - 7.62mm TKIV "tarkkuskivääri henkilömaaleja vastaan"(軍用精密ライフル)ドラグノフとして運用。
- ジョージア
- ハンガリー
- インド - 制式名称ドラグノフ SVD59として運用。
- イラン
- イラク
- カザフスタン
- モンゴル
- ポーランド - 通常型の他、SVDM型ドラグノフが僅かに配備されている。
- ルーマニア - SVDを参考に開発した、PSL(FPK)が存在する。ルーマニア軍が使用。
- ロシア
- スロバキア
- トルコ
- ウクライナ
- スリランカ - スリランカ陸軍および特殊部隊で運用。
- ベネズエラ
- ベトナム
- イエメン
- ジンバブエ
登場作品
東側諸国を代表する狙撃銃として、多くの作品に登場する[4]。
映画・テレビドラマ
- 『24 -TWENTY FOUR-』
- シーズン1に登場したテロリストのアイラ・ゲインズが使用。
- 『JIGSAW』
- アラケ・アベオクタが使用。
- 『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』
- 特車二課に属するカーシャが、来日したロシア高官を狙撃するテロリストへのカウンタースナイプに使用。
- 『TYHOON』
- シンの手下が使用。
- 『アヴァロン』
- 映画・小説版ともに主人公のアッシュが使用。
- 『アメリカン・スナイパー』
- ムスタファが所持。アメリカ軍とクリス・カイルを狙撃する。
- 『狼/男たちの挽歌・最終章』
- 主人公のジェフリーが使用。
- 『ステルス』
- 北朝鮮地上部隊の指揮官がカーラ・ウェイド大尉を追跡中に使用。なお、実際の朝鮮人民軍では、ドラグノフに酷似したツァスタバ M76を用いている。
- 『二重スパイ』
- 東ドイツの国境警備兵が主人公を狙撃する際に使用。
- 『ハート・ロッカー』
- 仲間の救出を企てるテロリストが使用。
- 『バトル・ロワイアルII 鎮魂歌』
- 桜井サキが使用。
- 『山猫は眠らない』
- 敵の狙撃手デシルバが使用。
- 『ランダウン』
- ハッチャーの手下が使用。
- 『ランボー3/怒りのアフガン』
- ランボーがソ連軍基地から奪ったMi-24 ハインドに積まれていたものを、Mi-24が撃墜された際に持ち出す。カットされたシーンでは、ランボーがソ連軍の追っ手を高台から狙撃するのに使用する。この時、トラウトマン大佐が観測手を務める。ちなみにこのドラグノフは、イスラエル国防軍より貸し出された実銃である。
漫画・アニメ
- 『CHILL』
- 赤城美香の愛銃。失踪した父親の形見とされる。
- 『GUNSLINGER GIRL』
- 漫画およびアニメ版でリコが使用。
- 『HELLSING』
- ハインケルが武装神父隊の一人が所持していた本銃を借りてウォルターを狙撃するが、止めを刺す前に弾切れとなる。
- 『ウサビッチ』
- 第2シーズン第17話で、ボリスがキレネンコを狙撃する際に使用。実際の装弾数を上回る射撃や、フルオート射撃を行うシーンがある。
- 『青春×機関銃』
- トイ☆ガンガンのメンバーである雪村透が使用。
- 『くろがねカチューシャ』
- 第5話にて風小路嵐子が使用。
- 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
- いないいないバアの巻に登場。
- 『ゴルゴ13』
- アーマーピアシング弾を使用し、ヘリコプターのローター部分を狙撃する。
- 『サイコメトラーEIJI』
- 「テロリストの挽歌」に登場。元射撃競技選手の男が自殺した孫娘の報復として犯人の不良少年達を射殺する際に使用。
- 『砂ぼうず』
- 敵キャラクターの大沼二郎が使用。
- 『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』
- ライバルチームのメンバーであるアンナとトーマが使用。他のロシア系銃器同様、GGO内では欧米系の銃器より安価。エムのM14 EBRと狙撃で相対するシーンがある。
- 『ひぐらしのなく頃に解』
- 葛西が山狗隊員と車両に対して使用。
- 『緋弾のアリア』
- レキが携行して使用。
- 『ブラック・ラグーン』
- ホテル・モスクワの狙撃兵および中尉時代のバラライカが使用。
- 『闇のイージス』
- 第21巻に登場する"木曜日の悪魔"アスラン・カディロフが使用。
- 『ヨルムンガンド』
- 山岳兵が通常モデルを、大星海公司の陳国明の部下、李少尉がブルパップモデルのSVUを使用。李少尉のものはその後、不意打ちで李少尉を倒したヨナが拾って使用する。
- 『ルパン三世 お宝返却大作戦!!』
- ミーシャが五右衛門を狙撃する際に使用。
小説
- 『円環少女』
- アナスタシアと武原仁が使用。
- 『狩りのとき』
- ロシア人スナイパー、ソララトフがベトナムで使用。
- 『半島を出よ』
- タケイが武器コレクションの1つとして所持。
- 『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』
- アニメ版同様、アンナとトーマが使用する。
- 『緋弾のアリア』
- 狙撃科のレキが所持。有効射程の500mを余裕に越える2,051mで狙撃する他、閃光弾・音響弾・炸裂弾・アーマーピアシング弾など大量の特殊弾を使用している。
- 『ブラック・ブレット』
- ティナ・スプラウトが使用。
- 『ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ』
- 『ブラック・ラグーン』のノベライズ作品。物語の根幹を担う凄腕スナイパー、スタン(スタニスラフ・カンディンスキー)が全体を通して使用。バラライカ曰く「肉親よりも信頼に足る銃」。
- 『ライフルバード 機動隊狙撃手』
- 深見真の小説。ノーリンコ(中国北方工業公司)のライセンス生産した79式狙撃歩槍が登場。公安によって熊本市内の病院に軟禁されていた銀行襲撃犯を病院外から狙撃する際に使用される。
- 『リリアとトレイズVI』
- トレイズが持っていった(結局は未使用)物であり、実際はトラヴァス少佐らの物。
ゲーム
- 『007 Everything or Nothing』
- 敵から奪取して使用。
- 『Alliance of Valiant Arms』
- ゲーム内の兵科である「スナイパー」のメイン武器としてSVDおよびSVDMが使用可能。
- 『BLACKSHOT』
- ゲーム内通貨で購入可能。
- 『Far Cryシリーズ』
- 『Hitman2: Silent Assassin』
- 一部ステージに配備されている。また、ラストステージで敵側が使用。
- 『Hitman: Contracts』
- ステージによっては敵や警察官のスナイパーが使用。
- 『Hitman: Blood Money』
- 一部ステージに置いてある。敵側が使用してくることはない。
- 『Just Cause 2』
- 「Sniper Rifle」の名称で登場する。木製部品がポリマー部品に交換され、近代化改修がなされている。NPCが使用する際のみ、レーザーサイトが装着される。
- 『Max Payne』
- 2作目に登場。
- 『OPERATION7』
- 「Dragunov」という名称で登場。
- 『Operation Flashpoint: Cold War Crisis』
- ソ連軍陣営の狙撃手兵科で使用可能な狙撃銃として登場する。
- 『Paperman』
- 「DRAGUNOV」という名称で登場。実銃に反して非常に重い。
- 『THE スナイパー』
- 物語を通して主人公が使用する。
- 『StickSquad』
- メインストーリーをクリアするとゲーム内のコインで購入可能になる。
- 『surviv.io』
- 「SVD-63」という名称で登場。イベント限定武器もある。
- 『WarRock』
- がらっチャ!で偵察兵用新銃器「DRAGUNOV_SVD」が追加された。
- 『アーミー オブ ツー』
- スペシャルウェポンとして使用可能。
- 『アンチャーテッドシリーズ』
- シリーズ全4作に「ドラゴンスナイパー」という名で登場。
- 『怪盗ロワイヤル-zero-』
- 「SVVライフル」の名称で登場。
- 『グランド・セフト・オート・バイスシティ・ストーリーズ』
- 「レーザースナイパーライフル」の名称で登場する。他作品におけるH&K PSG1のような立ち位置となっており、その名残か、HUDアイコンはPSG1になっている。
- 『クロスファイア』
- ゲーム内通貨で購入可能。
- 『ゴールデンアイ 007』
- 「PavlovASR」の名称で登場。一部のステージで敵スナイパーが使用する。
- 『コール オブ デューティシリーズ』
- 『サイフォンフィルター』
- 「NIGHTVISION RIFLE」の名称で、暗視装置とサプレッサーを装着したものが登場する。
- 『サドンアタック』
- 「Dragunov」という名称で登場。
- 『スペシャルフォース』
- ゲーム内通貨で購入可能武器。
- 『スナイパーゴーストウォリアー』
- 隠し武器として登場。
- 『ソードアート・オンライン フェイタル・バレット』
- 外見が若干アレンジされたものが「Dragon」の名称で登場。イツキが使用する。
- 『バイオハザード5』
- 連射が可能な狙撃銃として登場。
- 『バトルフィールドシリーズ』
- 『マーセナリーズ』
- 「スナイパーライフル」の名称で登場する。ロシアン・マフィアからの輸入などで入手可能。
- 『マーセナリーズ2 ワールド イン フレームス』
- 「スナイパーライフル」の名称で登場する。ベネズエラ軍(ソラーノ軍)とユニバーサル石油の傭兵部隊が使用する。海賊から購入可能。
- 『メタルギアシリーズ』
- 『メタルサーガ 〜砂塵の鎖〜』
- ソルジャー専用単体狙撃銃として使用。
- 『レインボーシックス シージ』
- スペツナズの攻撃オペレーター「Glaz」が派生型OTs-03を使用する。
- 『Warface』
- 「Dragunov SR」として登場。初期から使用可能。
脚注
注釈
出典
- ^ 7.62 MM Sniper Rifle 1971 Bangladesh Liberation War Arms(Wikimedia commons)
- ^ 弾頭の名称である。参考リンク
- ^ 床井雅美『軍用銃事典 改訂版』並木書房 ISBN 9784890632138
- ^ つくば戦略研究所・編集、監修『世界のカリスマGUNバイブル』 笠倉出版社 2009年 ISBN 978-4-7730-9961-4
関連項目
外部リンク
- “7.62 mm Dragunov Sniper Rifle "SVD"”. イズマッシュ. 2015年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月10日閲覧。
- militarize.org - ドラグノフSVD/SVDS(教育用軍用訓練銃)