ボクシング中継
ボクシング中継(ボクシングちゅうけい)は、ボクシングの試合を中継する放送番組である。中継はラジオ放送局やテレビ局がプロモーター(興行主催者)と契約を結ぶことにより放送権(テレビは放映権)が成立する。

以下の節では、主な国のボクシング中継の状況について、テレビ中継を中心に概説する。
日本
日本における歴史
ラジオ・テレビ中継
日本では、1952年2月9日にラジオ東京(のちのTBSラジオ)が日本バンタム級タイトルマッチ(白井義男対堀口宏戦)を中継(解説は郡司信夫、実況は同局アナウンサーの若林漸)[2]。これが民間放送による初の中継となった[3]。
その後、1953年9月19日にNHKが大阪スタヂアムで行われた白井義男対レオ・エスピノサのノンタイトル戦をテレビとして初めて中継した[4][5]。1954年12月21日には日本テレビが民放テレビで初めて中継を行っている。1955年にはKRテレビ(1960年11月29日よりTBSテレビ。以下、TBS)、1959年にはフジテレビとNET(1977年4月よりテレビ朝日)も参入した。
空前のブーム
1955年5月30日、日本テレビのボクシング中継・パスカル・ペレス対白井義男戦(3度目の対戦)では、96.1パーセントの視聴率を記録(電通調べ)。これはビデオリサーチが視聴率調査を開始した1962年12月3日の前後を通じて、テレビ番組の最高視聴率とされている[6]。この他、ビデオリサーチによる調査開始以前のボクシング中継では、1959年8月10日のパスカル・ペレス対米倉健志戦(フジテレビ)が88.0パーセント[7]、1959年11月5日のパスカル・ペレス対矢尾板貞雄戦(フジテレビ)が92.3パーセント[8]、1960年5月23日のジョー・ベセラ対米倉健志戦(日本テレビ)が78.7パーセント、1961年6月27日のポーン・キングピッチ対関光徳戦が64.9パーセントを記録している[9]。
1960年代前半、日本にはかつてないボクシング・ブームが起こり、元旦から試合が行われ、テレビでは週に10本以上のプロボクシング中継があった。高度経済成長にともなって1962年3月にはテレビ受像機の普及台数が1,000万台を超え、新たなスターが育ちつつあったプロボクシングは視聴者、テレビ局、スポンサーの需要を満たしていた[10]。1962年からは3年連続でフジテレビが大晦日にボクシング中継を行った(大晦日のボクシング興行については大晦日興行#ボクシングを参照)。1962年の大晦日には海老原博幸が登場。1963年には関光徳が東洋太平洋王座の防衛戦を行ったが[11]、同年大晦日の第14回NHK紅白歌合戦はビデオリサーチによる調査開始以降の歴代最高となる81.4パーセントの視聴率を記録し、視聴率競争ではかなわなかった[12]。しかし翌1964年の大晦日にもフジテレビは関の東洋太平洋王座防衛戦を中継した[11]。
1967年1月11日にNASAがインテルサットの通信衛星インテルサット2を打ち上げると、フジテレビは1月29日にメキシコシティで行われる世界フェザー級タイトルマッチの同時生中継を行うことを発表。これは関光徳のビセンテ・サルディバルへの2度目の挑戦だった。また、日本テレビは2月6日にテキサス州ヒューストンのアストロドームで行われるモハメド・アリとアーニー・テレルの世界ヘビー級タイトルマッチを衛星中継することを発表した[13]。関対サルディバルのリマッチでは、フジテレビは現地にアナウンサーを送り、東京ではファイティング原田をはじめとする数人の解説者が同局のスタジオで生中継を担当した。試合が始まる前、メキシコでは日曜日の午後8時、日本標準時では月曜日の午前11時35分に中継を開始。これはスポーツ競技初の太平洋を超えての衛星生中継で、画質は鮮明だった[14]。
1960年代には平均視聴率が30パーセントに達するレギュラー番組もあり、日本ボクシングは黄金時代と呼ばれる時期を迎えたが、プロボクシングと反社会勢力の関わりを理由として、NHKが1962年2月7日の海津文雄対権堂正雄戦を最後にプロボクシング中継を終了させたのに加え[5][15]、視聴者やテレビ局が野球、大相撲、ボクシング以外にも放送に適した競技があることに気づくと、各局のボクシング中継はそれぞれ週に1本程度となった。しかし、同時期の米国と較べると会場の集客数が激減するような損失はなかった[10]。
ブームの後
ボクシングブームが終わると、キー局の世界戦以外のボクシング中継が1973年以降軒並み深夜枠へ移り、月1、2回あるいは隔月に縮小される。その中でも東京12チャンネル(1981年10月よりテレビ東京)は隔月ながらゴールデンタイムの定期放送を実施。1972年以降より海外のビッグマッチも中継した。世界戦は相変わらずの高視聴率を維持していたが、その中心となっていた具志堅用高が引退すると下降線を辿り、昼間や夕方などのノンプライムでの放送も目立つようになる。その後も1988年1月17日の六車卓也以降の日本人世界タイトル挑戦21連続失敗をきっかけに人気低迷に拍車がかかり、さらにK-1などの新興格闘技の台頭により中継本数が減少、ついに1991年2月3日に畑中清詞が世界王座を奪取した試合は地元のCBCテレビでは生中継されたものの、キー局であるTBSではネット中継されず抗議が集中、後日『ガッツファイティング』枠で録画放送されるという事態になった。この畑中戦は在京キー局で生中継されなかった世界戦として初のケースとなった。
地上波放送はさらに縮小し、まずフジテレビが1992年11月20日のWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ヘナロ・エルナンデス対渡辺雄二戦を最後にゴールデンタイムでの中継を一旦終了させ、ゴールデンタイムでは20年あまりボクシング中継を行わなかった[16]。その後テレビ朝日が2003年を最後にボクシング中継そのものから撤退。テレビ東京も2017年を最後にボクシング中継そのものから撤退した。日本テレビもゴールデンタイムにおけるボクシング中継を2018年3月1日のルイス・ネリ対山中慎介のWBC世界バンタム級タイトルマッチを最後に行っておらず、月に1回の深夜枠で放送していた『ダイナミックグローブ』も2009年限りで地上波から撤退している。
2019年11月7日に開催されたWBSSバンタム級決勝(井上尚弥対ノニト・ドネア)は、BS8KではあるがNHKで中継され、ボクシングの試合が57年ぶりにNHKで放送されることになった[5]。井上や試合への社会的関心に加えて、低迷している8K放送対応テレビなどの普及促進が背景にあったという[17]。また、同年12月23日に開催されたWBA世界ミドル級タイトルマッチ(村田諒太対スティーブン・バトラー)も同チャンネルで放送された[18]。
近年の放送
現在、地上波テレビにおいてゴールデンタイムでボクシング中継を実施しているのはTBS・フジテレビの2局。TBSは井岡一翔[19]、フジテレビは井上尚弥・村田諒太[20]の試合が主体となっている。プロボクシングでは、プロモーターと縁深いジムとのタイアップで興行を打ち、中継を行う。また、基本的にはメインイベントのみが生中継あるいは撮って出し(録画)で放送される。
ゴールデンタイム以外での地上波中継は、フジテレビが2012年に関東ローカルの深夜枠で定期放送を復活させ[16]。それ以外はTBSが不定期で深夜枠での放送を行うにとどまっている。
アマチュアボクシングについては、全日本選手権がNHKEテレで放送されていた[21]。2018年・2019年大会はNHK BS1で生中継された。2021年はYouTubeで生配信され、後日フジテレビが深夜枠の関東ローカルで放送した[22]。また、2人の日本人メダリストが誕生した2012年のロンドン五輪では、NHK総合・BS1、TBS、テレビ東京が生中継または録画放送[23][24]。NHK・民放ともに他競技同様、ストリーミング生中継も行った[25]。
ラジオについては、TBSラジオが不定期で行っている。中継対象選手はTBSテレビと同じである。ニッポン放送でも過去に中継を実施していた。
衛星放送
地上波での中継が激減した一方、衛星放送では世界戦・ノンタイトルを問わず中継が行われている。
1991年に日本初の民放衛星放送局であるWOWOWが開局と同時に国外の試合中継番組『エキサイトマッチ〜世界プロボクシング』を放送開始。それ以降、スカパー! の普及も進んだことで、衛星放送のボクシング中継が徐々に増加、地上波で放送されてきた中継も一部世界戦を除いて日テレG+、TBSチャンネル、といった系列衛星放送局にメインがシフトされている。
1997年に日本で展開を始めたディレクTVも『DIRECTVボクシング』の名で中継を開始。ディレクTVの本部国であるアメリカで主流だったPPV(ペイ・パー・ビュー)方式を採用し[26]、前座の4回戦からメインのタイトルマッチまで通じた完全生中継を実現したが、2000年にディレクTVの日本撤退に伴い終了。
国内の試合をノンタイトルから世界戦までカバーしていた朝日放送系のスカイ・A sports+や、フジテレビ系のフジテレビNEXT(「LIVE!ダイヤモンドグローブ」)のボクシング中継も終了している。
インターネット配信
テレビ中継では限られた放送枠の中で一部のラウンドがカットされることがあるが、インターネット配信ではすべてのカードをノーカットで中継することができ、リアルタイムで視聴できなくてもオンデマンドが提供されるなどのメリットがある。
2012年10月、MGプロモーションが日本フライ級タイトルマッチ(王者・粉川拓也)をアスリート・ジャポンのUstreamチャンネルで無料でストリーミング生中継[27]。以降、同じアスリート・ジャポンがWBA女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ(白井・具志堅スポーツ主催、王者・山口直子)を無料で生中継[28]、ニコニコ生放送(有料。アンダーカードは無料)がOPBF東洋太平洋ウェルター級タイトルマッチ(渡嘉敷主催、王者・渡部あきのり)を生中継[29]、NetYouLandが日本タイトル挑戦権獲得トーナメント「最強後楽園」の準決勝・決勝を1試合100円で配信したが[30]、いずれも短期間で終了した。
2016年7月5日、プロボクシングイベントのDANGANが月額980円の有料ボクシング動画配信サイト「Boxing Raise」を立ち上げ、DANGAN163(メインイベントは粉川拓也vs大嶽正史の日本フライ級タイトルマッチ)からストリーミング生中継を開始した[31]。
2016年7月19日、横浜光ジムが有料ボクシングオンデマンドサイトの「A-sign.boxing.com」を立ち上げ、ダイナマイトパンチ101(メインイベントは胡朋宏vs秋山泰幸の日本ミドル級タイトルマッチ)からサービスを開始したが[32]、後にYouTubeでの無料配信に移行した。
2018年1月1日、協栄ジムが主催興行(亀田京之介、ジョーブログ出場)をAbemaTVで無料で独占生配信した[33]。
2018年10月21日、WBA世界ミドル級タイトルマッチ、村田諒太VSロブ・ブラントをスポーツ専門配信サイトDAZNにて独占生配信した[34]。
2020年12月19日、真正ジムが公式YouTubeチャンネルで主催興行「REAL SPIRITS」を第70回興行より第1試合からライブ配信している[35]。
2021年2月11日、チャリティーボクシングイベント「LEGEND」(井上尚弥、比嘉大吾、内山高志、岡沢セオン出場)が料金3300円のペイ・パー・ビューにてU-NEXTとABEMAで独占生配信された[36]。
2021年7月21日、大橋ジムが主催興行「フェニックスバトル」を第79回興行から不定期でひかりTVとdTVで独占生配信している[37][38]。
2021年12月14日、IBF世界バンタム級タイトルマッチ、井上尚弥VSアラン・ディパエンが料金3960円のペイ・パー・ビューにてABEMAとひかりTVで独占生配信された[39][40]。
2021年12月16日、3150ファイトクラブの主催興行「3150ファイト Vol.1」(力石政法、宮崎亮出場、エキシビションで西島洋介、ゆたぼん、木下隆行出場)がABEMAで無料で独占生配信された[41][42]。
2022年3月19日、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ、矢吹正道対寺地拳四朗がABEMAで無料で独占生配信された[43]。
2022年4月9日、世界ミドル級2団体王座統一戦、村田諒太対ゲンナジー・ゴロフキンがAmazon Prime Videoにて独占生配信された。海外では既にAmazon Prime Videoでのスポーツ中継が行われていたが、日本ではこの試合の中継が同サービスにおいての初めてのスポーツ中継となった[44][45]。
2022年5月30日、WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ、吉田実代対小澤瑶生が吉田が立ち上げたYouTubeの個人チャンネルで生配信された[46]。
2022年7月13日、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ、井岡一翔対ドニー・ニエテス戦のアンダーカードのうち、後述するParaviにて配信されない試合(予備カード含む)については志成ジム公式ファンクラブサイトにて有料ライブ配信された[47]。
2022年7月30日、「ボクシング真夏の祭典」(亀田和毅出場)がU-NEXTにて独占生配信される予定[48]。
アマチュアボクシングの国際ボクシング協会 (IBA) は、YouTubeでストリーミング生中継を導入した初の国際的なスポーツ団体のひとつであり、その公式チャンネルのページ上では、ボクシングファンが主要なイベントを無料のインターネット生中継で観られるようにすることは、組織にとって大きな前進であるとともに、競技やスター選手の知名度向上にも役立つだろうと記している[49]。
テレビ局によるインターネット配信
2012年10月から11月にかけて、WOWOWや日本テレビが一部のテレビ中継カードをオンデマンド形式でも配信するサービスを採り入れた。いずれも生中継で配信し、WOWOWメンバーズオンデマンドは加入者限定サービス、日テレオンデマンドは有料サービスとなっている[50][51]。
2017年9月から、関西テレビが中継映像を制作する世界タイトルマッチをカンテレドーガ(有料)で生配信している[52]。
2019年2月からは、TBSが関東ローカルの深夜枠で放送するガッツファイティングの試合をParavi(有料)で生配信している[53]。
2019年6月からは、TBSがゴールデンタイムで全国放送する世界タイトルマッチも一部アンダーカードを含めてParaviで生配信している[54]。
2021年4月からは、フジテレビが関東ローカルの深夜枠で放送したダイヤモンドグローブの試合を、後日FOD・Tverで配信を行っている[55]。
2022年1月からは、FODプレミアム(有料)にて、毎月第二火曜に、奇数月はフェニックスバトル、偶数月はダイヤモンドグローブの全試合ライブ配信を行っている[56]。
2022年7月からは、TBSがゴールデンタイムで全国放送する世界タイトルマッチをTVerでライブ配信している[57]。
現行の番組
- ラジオ
- TBSラジオ ボクシング中継(TBSラジオ・協栄プロモーション。 1999年から2005年など中継を行なっていなかった時期もある。特に統一した番組名は設定されていない)
- テレビ
- ガッツファイティング(TBS・協栄プロモーション[58]→渡辺プロモーション→トラロックエンターテインメント)
2009年11月、内藤大助対亀田興毅戦では、スーパースロー、ハイスピード、天井カメラなどの他、両陣営を撮るハンディーカメラを含めると30台以上のカメラが使われた[59]。 - ダイヤモンドグローブ(フジテレビ・三迫プロモーション)[60]
- ダイナミックグローブ(日本テレビ・帝拳プロモーション)[64][58]
1998年12月の辰吉丈一郎対ウィラポン・ナコンルアンプロモーション戦では、カメラ11台、スーパースロー2台、スロー5台を使って中継した[60]。- ワールドプレミアムボクシング[65]
2008年1月の長谷川穂積対シモーネ・マルドロット戦では、スーパースローカメラを初めてリングサイドに配置[66]。2009年12月の長谷川対アルバロ・ペレス戦では1秒間に1,400齣を撮れるウルトラスーパースローカメラを使用[67]。2010年11月の長谷川対ファン・カルロス・ブルゴス戦およびビタリ・タイベルト対粟生隆寛戦は、試合を地上波中継する日本テレビの協力で、スカパー! の専門チャンネルが3Dで生中継。これはボクシングのテレビ中継では日本初となった。3Dカメラを4台使い(うち1台はクレーンカメラ)、約300人のスタッフが撮影にあたった。ただし3Dで視聴するには3Dテレビの用意が必要だった[67]。同時にワーナー・マイカル・シネマズ(茨木および港北ニュータウン)では3Dライブビューイングが開催された[68]。
- ワールドプレミアムボクシング[65]
- SOUL FIGHTING(CBC・畑中プロモーション)[69]
- THE REAL FIGHT(関西テレビ・真正プロモーション)[70]
- エキサイトマッチ〜世界プロボクシング(WOWOW)[71]
2010年10月の西岡利晃対レンドール・ムンロー戦を、3D、ウルトラスーパースロー、天井カメラなど計16台のカメラで中継[72]。会場では[73]3Dカメラの他に、2Dカメラで撮影した映像をリアルタイムで3D変換できるカメラを導入して3D中継した。世界戦における3D生中継は日本初だった[74]。2013年10月の山中慎介対アルベルト・ゲバラ戦では、ネット配信で視聴者が10台のカメラから好みの角度で3〜4台を選べるという「マルチアングル配信」を採用[75]。
過去の主な番組
- ファイティングパンチ(日本テレビ)[76]
- 東洋チャンピオンスカウト(TBS・極東プロモーション)[64]
- ビッグファイト(TBS)[64]
- リングサイドアワー(フジテレビ)[76]
- ゴールデンボクシング→エキサイトボクシング(テレビ朝日・極東プロモーション)[60]
- ノックアウトボクシング(KOボクシング)[9]→ヒートアップボクシング(テレビ東京・協栄プロモーション)[60]
- ノックアウトボクシング(テレビ東京)[60]
- ダイナマイトボクシング(ABC・グリーンツダプロモーション)[9]
- スーパーファイトボクシング(東海テレビ・松田ジム)[77]
- BEST GLOVE(福岡放送)[78]
- 拳・ボクサーの夢(サンテレビ)[79]
- マンスリー・ボクシング(NHK衛星)[80]
- DIRECTVボクシング(ディレクTV・三迫プロモーション) - 日本のボクシングで初めてPPVを導入[26]
- ドラマチックボクシング(読売テレビ、スカイ・A sports+)[81]
- ベストバウトボクシング(スカイ・A sports+)[82]
- ベストファイトボクシング(スカイ・A sports+)
- エキサイトボクシング(スカイ・A sports+)
- プロボックス(J SPORTS)[71]
- S.X.B.プロボクシング(J SPORTS)[83]
視聴率ランキングと観客動員数
視聴率の数値はビデオリサーチによるデータ。1977年9月26日にオンライン調査を開始したため、この前後を分けて集計している[84]。
1962年12月1日 - 1977年9月25日
関東地区[85]
試合 | 年月日 | 会場 | 放送局 | 視聴率(%) | 観客(人) |
---|---|---|---|---|---|
世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. エデル・ジョフレ | 1966年5月31日 | 日本武道館[86] | フジテレビ | 63.7 | 13,000[87] |
世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. アラン・ラドキン | 1965年11月30日 | 日本武道館[88] | フジテレビ | 60.4 | 12,000[88] |
世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. ベルナルド・カラバロ | 1967年7月4日 | 日本武道館[89] | フジテレビ | 57.0 | 11,000[89] |
世界バンタム級タイトルマッチ エデル・ジョフレ vs. ファイティング原田 | 1965年5月18日 | 愛知県体育館[88] | フジテレビ | 54.9 | 10,000[88] |
世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. ジョー・メデル | 1967年1月3日 | 愛知県体育館[86] | フジテレビ | 53.9 | 12,000[86] |
世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. ライオネル・ローズ | 1968年2月27日 | 日本武道館[89] | フジテレビ | 53.4 | 07,000[89] |
世界フライ級タイトルマッチ 高山勝義 vs. オラシオ・アカバリョ | 1966年3月1日 | 日本武道館[90] | フジテレビ | 50.7 | 11,000[90] |
世界ジュニアライト級タイトルマッチ フラッシュ・エロルデ vs. 沼田義明 | 1967年6月15日 | 蔵前国技館[91] | TBS | 48.5 | 08,500[91] |
世界ジュニアウェルター級タイトルマッチ エディ・パーキンス vs. 高橋美徳 | 1964年1月4日 | 蔵前国技館[92] | TBS | 47.9 | 08,000[92] |
世界ジュニアウェルター級タイトルマッチ 藤猛 vs. ウイリー・クアルトーア | 1967年11月16日 | 蔵前国技館[93] | TBS | 47.9 | 12,000[93] |
世界フライ級タイトルマッチ ポーン・キングピッチ vs. 海老原博幸 | 1963年9月18日 | 東京体育館[94] | フジテレビ | 47.8 | 10,000[94] |
ビデオリサーチ・関西地区調べでの歴代最高は、世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. エデル・ジョフレ(1966年5月31日、関西テレビ)の56.4%である[95]。
1977年9月26日以後
関東地区[84]
試合 | 年月日 | 会場 | 放送局 | 視聴率(%) | 観客(人) |
---|---|---|---|---|---|
WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ 具志堅用高 vs. ハイメ・リオス | 1978年5月7日 | 広島県立体育館[96] | TBS | 43.2 | 06,000[96] |
WBC世界フライ級タイトルマッチ 内藤大助 vs. 亀田興毅 | 2009年11月29日 | さいたまスーパーアリーナ[97] | TBS | 43.1 | 21,000[97] |
WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 亀田興毅 vs. ファン・ランダエタ | 2006年8月2日 | 横浜アリーナ[98] | TBS | 42.4 | 15,000[98] |
WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ 具志堅用高 vs. 金龍鉉 | 1980年1月27日 | 大阪府立体育会館[99] | TBS | 41.1 | 12,000[99] |
WBC世界バンタム級統一王座決定戦 薬師寺保栄 vs. 辰吉丈一郎 | 1994年12月4日 | 名古屋市総合体育館[100] | TBS | 39.4 | 09,800[100] |
世界ヘビー級タイトルマッチ マイク・タイソン vs. ジェームス・ダグラス | 1990年2月11日 | 東京ドーム[87] | 日本テレビ | 38.3 | 51,600[87] |
WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ 具志堅用高 vs. アナセト・バルガス | 1978年1月29日 | 愛知県体育館[96] | TBS | 38.1 | 10,000[96] |
WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ 具志堅用高 vs. ペドロ・フローレス | 1980年10月12日 | 金沢実践倫理記念会館[101] | TBS | 36.0 | 08,000[101] |
亀田興毅世界前哨戦第3戦 亀田興毅 vs. カルロス・ファハルド | 2006年5月5日 | 有明コロシアム[102] | TBS | 33.0 | 10,000[102] |
WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ 具志堅用高 vs. マルチン・バルカス | 1980年6月1日 | 高知県民体育館[103] | TBS | 32.5 | 06,000[103] |
関西地区[95]
試合 | 年月日 | 会場 | 放送局 | 視聴率(%) | 観客(人) |
---|---|---|---|---|---|
WBC世界バンタム級統一王座決定戦 薬師寺保栄 vs. 辰吉丈一郎 | 1994年12月4日 | 名古屋市総合体育館[100] | MBS | 43.8 | 09,800[100] |
WBC世界フライ級タイトルマッチ 内藤大助 vs. 亀田興毅 | 2009年11月29日 | さいたまスーパーアリーナ[97] | MBS | 43.1 | 21,000[97] |
WBA世界ライトフライ級王座決定戦 亀田興毅 vs. ファン・ランダエタ | 2006年8月2日 | 横浜アリーナ[98] | MBS | 42.9 | 15,000[98] |
WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 亀田興毅 vs. ファン・ランダエタ | 2006年12月20日 | 有明コロシアム[104] | MBS | 32.8 | 10,000[104] |
WBC世界フライ級タイトルマッチ 内藤大助 vs. 亀田大毅 | 2007年10月11日 | 有明コロシアム[105] | MBS | 32.3 | 06,000[105] |
亀田興毅世界前哨戦第3戦 亀田興毅 vs. カルロス・ファハルド | 2006年5月5日 | 有明コロシアム[102] | MBS | 27.8 | 10,000[102] |
アメリカ合衆国
アメリカ合衆国では現在、ケーブルテレビによる中継が主流。1973年の中継開始当初からボクシングを中継するテレビ局としてはアメリカ国内トップに君臨していたHBOが45年間続けてきたボクシング中継を2018年に打ち切りボクシングそのものから撤退[106]。Showtimeは1986年3月の中継開始当初からHBOを追う立場であったが[107]、視聴者数やPPV売り上げで両局の差は明確だった[108]。しかし、2011年7月にはHBOが契約していたマニー・パッキャオのシェーン・モズリーとの試合の放映権をShowtimeに奪われたことをきっかけにHBOスポーツ社長のロス・グリーンバーグが退陣[109]。2013年には14年間続いたフロイド・メイウェザー・ジュニアとの放映権契約をShowtimeに奪われ[110]、HBOはゴールデンボーイ・プロモーションズとは絶縁状態となった[111][112]。
フィリピン
フィリピンでは主にマニー・パッキャオをはじめとする国内選手の試合が中継される。キャリア初期のパッキャオの試合は、ヴィンテージテレビジョンが毎週放送していた番組『ブロー・バイ・ブロー』(詳細解説、実況中継の意)で中継された[113][114][115]。その後、パッキャオの試合は2001年のレーロホノロ・レドワバ戦からビバスポーツ(ビバテレビジョン)で中継されるようになり[116]、さらにABS-CBNとの契約を経て、2013年現在GMAネットワークなどで中継されている[117][118]。
『マニラ・スタンダード・トゥデイ』紙などのスポーツ記者であり、長年ボクシングのテレビ中継で解説も務めるロニー・ナサニエルスは、ヴィンテージテレビジョンやビバスポーツを通じて新人時代からパッキャオをサポートしてきたが[114]、2013年3月、テレビ局によるカード選別の優先順位に疑問を投じている。この月、パナマシティで行われた興行ではフィリピンの2選手が世界戦に出場。指名試合を行った王者のジョンリル・カシメロは、アルゼンチンでの王座奪取時は相手ファンの暴動に巻き込まれていた。またロベルト・バスケスとの再戦で空位の暫定王座を争ったジョン・マーク・アポリナリオは、アルゼンチンでのバスケスとの初戦では不当判定により勝利を逸したと報じられていた。プロモーターは放映権料を要求せずにフィリピンで衛星中継してほしいとテレビ局に求めたが、名乗りを上げる局はなく、その一方でABS-CBNは翌4月、立て続けに行われるトップランク社の興行を相当な資金をかけて中継していた[119]。
フィリピンの主なテレビ中継局
ABS-CBN
次節で述べるように、ABS-CBNは2009年3月にパッキャオとの再契約を逸したが、ノニト・ドネアなどトップランク社の他のボクサーの試合を同年12月に契約し、スカイケーブルのスタジオ23およびボールズなどで中継している[118]。チャンネル2 (DWWX-TV) で中継されたドネア対ギレルモ・リゴンドウ戦の視聴率は、フィリピン全体で23.8%を記録した[120]。
2010年にはALAプロモーションズの『ピノイ・プライド』(フィリピン人の誇り)シリーズとの短期契約を長期に更新し[121]、チャンネル2で中継している[122][123]。
GMAネットワーク
トップランク社と契約するマニー・パッキャオの試合は、フィリピン国内では2007年3月以降、GMAネットワークおよびソーラースポーツチャンネルが契約している[124]。パッキャオは放映権料の支払遅延などを理由に2009年3月、かつて契約していたABS-CBNと再び契約を交わしたが[125]、ソーラースポーツが訴訟も辞さない構えを見せたため、元の契約を更新することになった[117]。この契約は2013年まで有効とされている[118]。パッキャオ戦はGMAネットワークのGMA 7、ソーラースポーツの他に、シグナルデジタルTVのPPV中継、ABS-CBN系のケーブルテレビ事業者であるスカイケーブルの有料チャンネル、国際衛星放送のザ・フィリピノ・チャンネルなどでも放送されることがある[126]。
TV5
TV5(旧名はABC 5)も国外のビッグマッチを放送するが、国内の若手選手の試合中継にも力を入れている。国内試合はIBC 13が毎週放送する『ザ・メイン・イベント』や[127][128]、IBC 14と衛星放送チャンネルのハイパーが毎月放送する『ピノイ・ノックアウト』(フィリピン人のノックアウト)で中継される[129]。
2010年1月には、ALAプロモーションズとABAP(フィリピンアマチュアボクシング協会)が協力、大手携帯電話会社のスマートコミュニケーションズが後援する興行をウォーターフロント・セブシティ・ホテル&カジノから中継。AJ・バナル、ミラン・メリンドらが出場したこの興行はアマチュアボクサーも同時に出場する画期的な試みだった[130][131]。
メキシコ
メキシコでは、かつてはアナウンサー2名がラウンドごとに試合を伝えていた。国内で開催される試合が多いため、各局が選手・試合の量で競争を展開している[132]。2011年12月には2局がソノラ州シウダードオブレゴンからサンフェル・プロモーションズの主催興行を中継。同じ興行でも両局の中継カードは異なり、テレビアステカがオルランド・サリド対ウェン・ハヤ戦を、テレビサはクリスチャン・ミハレス対アレハンドロ・バルデス戦をメインとして中継した[133]。
メキシコの主なテレビ中継局
テレビアステカ
テレビアステカでは、進行役は2名がラウンドごとに交代、解説者は3名で、エドゥアルド・ラマソン(元WBC重鎮で、妻はテレビサのキャスター)、フリオ・セサール・チャベス、マルコ・アントニオ・バレラが務める[132]。
テレビサ
テレビサはアステカに後れをとっていたが、進行役3名、解説にリカルド・ロペス、ルーベン・オリバレス、ホルヘ・アルセ(2015年から)を起用して追い上げている[132]。2012年9月15日の夜には、テレビサがサウル・アルバレス対ホセシト・ロペス戦(米国ではShowtimeが中継)を、テレビアステカがセルヒオ・マルチネス対フリオ・セサール・チャベス・ジュニア戦(米国ではHBOが中継)を、いずれもラスベガスから衛星中継。どちらの試合もメキシコ独立記念日の前夜祭が行われている時間帯に中継され高視聴率を上げ、テレビサのアルバレス戦が15.1パーセントで、チャベス戦の13.5パーセントを上回った[134]。
2013年9月のフロイド・メイウェザー・ジュニア対サウル・アルバレス戦の視聴率は、平均41.1パーセント(590万世帯、2210万人)で、1999年のFIFAコンフェデレーションズカップ決勝メキシコ対ブラジル以降のメキシコのスポーツ番組で最高の数字を記録。瞬間最高時は42パーセント(600世帯、2260万人)、午後8時から深夜12時半まで放送された番組全体を通じては30.1パーセント(1620万人)が視聴した[135][136]。
ドイツ
ドイツでは、ボクシング中継は無料放送で行われている[137]。ベルリンの壁崩壊後、ソビエト連邦のようなトップレベルのアマチュアプログラムで訓練を受けた東ドイツのヘンリー・マスケとアクセル・シュルツがプロに転向し、ボクシングにはマックス・シュメリング以来となる関心が向けられた。[138][137]。
ドイツにはプロボクシングを統轄する単一のコミッションはなく、ドイツプロボクサー協会(独: Bund Deutscher Berufsboxer。BDBと略称され、ドイツボクシングコミッションと呼ばれることもある)およびドイツプロボクシング協会(英: German Boxing Association。GBAと略称され、ヨーロッパボクシング連合に非加盟[139])という2つの王座認定団体をはじめとする複数の類似団体が存在し[140]、それらの対立から2012年には国内王座の廃止を求める動きもあった[141][139]。後述(#ドイツの主なテレビ中継局)の3つの中継局と契約するどのプロモーターもBDBとは絶縁状態にある[142]。
ドイツの主なテレビ中継局
Sport1
Sport1は2018年からSat.1との契約が終了したザウアーラント・イベントと契約し、同プロモーションの試合を中継している[143][144]。
プロモーターのウィルフリード・ザウアーラントが主宰するザウアーラント・イベントは、古くはヘンリー・マスケ、近年はアルツール・アブラハム、ミッケル・ケスラー、ニコライ・ワルーエフ、アレクサンデル・ポベトキン、マルコ・フック、セバスチャン・シルベスター、ユルゲン・ブリーマー、セシリア・ブレークフスらを抱え、ヴィルフリートの息子のカッレとニッセも同社を支えている。2009年にはShowtimeで中継された『スーパー・シックス ワールド・ボクシング・クラシック』の開催にも貢献した[145]。
RTLテレビジョン
かつてヘンリー・マスケやアクセル・シュルツの試合を中継していたのが民間放送のRTLテレビジョンである[145]。1995年12月、シュルツ対フランソワ・ボタ戦は1,800万人が視聴。同局のボクシング視聴最多記録となっている[138]。その後、RTLは、ユニベルスム・ボックス・プロモーションと契約していたクリチコ兄弟が後に興したK2プロモーションズと契約[138]。2011年7月2日、ウラジミール・クリチコ対デビッド・ヘイ戦は占拠率67パーセント(1,550万人)。最高占拠率は深夜0時15分に75.7パーセントを記録した。これはRTLが中継したクリチコ戦で過去最高となり、2010年10月11日のビタリ・クリチコ対シャノン・ブリッグス戦での視聴者1,345万人の記録を更新した[146]。2012年2月18日のビタリ・クリチコ対デレック・チソラ戦は占拠率56.5パーセント(1,292万人)で、これも同局の年間最高占拠率となっている[147]。
しかし、RTLのチーフプロデューサーによれば、膨大な予算を持つ公共放送のARDと比べ、広告収入に頼らざるを得ない民間放送のRTLではクリチコ戦にかかる費用を回収するのは非常に困難である[138]。
Sat.1
民間放送のSat.1は1997年から2001年までダリユシュ・ミハルチェフスキの世界戦を中継[148]。その後、9年間ボクシング中継から撤退していたが、2010年3月27日、アリーナ・ボックス・プロモーションと契約し、ユリオルキス・ガンボアとジョナサン・ビクター・バロスの対戦などで中継を復活させ[149]、この後はフェリックス・シュトルムらの試合を中継していた[150]。 2015年からはARD(ドイツ公共放送連盟)との契約が終了したザウアーラント・イベントと契約し、同プロモーションの試合を中継していたが[151][152]、2017年で同社との契約を更新せずボクシング中継を打ち切った[144]。
ドイツ公共放送連盟
公共放送のARD(ドイツ公共放送連盟)は1990年代の初めから、ザウアーランド・イベントと契約していたが[140]、2014年で同社との契約を更新せずボクシング中継を打ち切った[151]。
ウニヴェルズム・ボックス・プロモーション
ドイツのトッププロモーターだったウニヴェルズム・ボックス・プロモーションは公共放送のZDF(第2ドイツテレビ)と契約し、8年間続いた中継番組内では18人のプロボクサーが世界王座を獲得し、すでに世界王者だった5人が防衛戦を行った。ZDFとの契約期間中に全112興行を行い、中継番組の平均占拠率は25.17パーセントで平均視聴者数は460万人だった。主な試合の占拠率では、2005年9月のレイモン・ブリュースター戦が43.4パーセント(800万人)、2007年11月のレギーナ・ハルミッヒ戦が44.3パーセント(950万人)などを記録している[153]。しかし、ZDFとの契約は2010年7月31日のセバスチャン・ズビク戦を最後に更新されずに打ち切られ[153][154]、年間2,000万ユーロ(約23億円)の放映権料を失ったことで[155][156]、2012年11月に破産の申し立てをするに至った[157]。ユニベルスムは2009年頃には年間12興行で約2,200万ユーロ(1興行当たり約180万ユーロ)の収益を上げたが[138]、破産時にはゾルト・エルデイやセバスチャン・ズビクのファイトマネーをはじめとする150万ユーロの不払いがあった[155]。その後2019年にイスマエル・オーエゼンらが地道な努力を積み重ねて再興させるとかつて放送していたZDFと再び契約し放送を再開させた[158]。
イギリス
イギリスでは、下記の他、ESPN、プライムタイム、プレミアスポーツ、Loaded TV[159]などのチャンネルがボクシングを中継していた。
イギリスの主なテレビ中継局
チャンネル5
チャンネル5は、BBCやITVがボクシング中継を行わなくなった後、2011年に中継を開始した[160]。当時タイソン・フューリーやジェームス・デゲールを抱えていたミック・ヘネシーのヘネシースポーツと契約して、2015年にITVがボクシング中継を再開するまでは、英国でボクシング中継番組を無料で提供している唯一のテレビ局であった[161][159]。2013年3月にはボクシング中継から撤退という噂が流れ、プロモーターたちを動揺させたが[160]、4月には米国からスティーブ・カニンガム対タイソン・フューリー戦を中継した[162]。
ITV
ITVは、2015年にカール・フランプトン対クリス・アバロスで7年ぶりにボクシング中継を再開、2008年のカール・フローチ対ジャン・パスカル以来となるボクシング中継であった[163]。
スカイスポーツ
BスカイBのスカイスポーツチャンネルは2012年8月にエディー・ハーンが主宰するマッチルーム・スポーツと契約した[164][165]。しかし、同時にリッキー・ハットン、フランク・ウォーレン、フランク・マロニーといったそれまで取引のあったプロモーターとは手を切っている[166]。2013年にはリッキー・ハットンのハットン・プロモーションズとの契約では試合がなかなか決まらずにいたスコット・クィッグがマッチルーム・スポーツに移っている[167]。
スカイスポーツは、英国ではPPV中継を逸早く取り入れ収益を上げていたが、2010年11月のデビッド・ヘイ対オードリー・ハリソン戦を最後にPPV中継からは一時撤退[159]。2013年5月のカール・フローチ対ミッケル・ケスラー戦(再戦)で復活させた[168]。
ボックスネイション
ボックスネイションはプロモーターのフランク・ウォーレンがボクシングチャンネルメディアとともに興したボクシング専門チャンネルで[169]、24時間放送を行っている[170]。開設当初は無料で放送された。スカイスポーツとはライバル関係にあり[169]、2013年にはカール・フランプトンがマッチルーム・スポーツからクィンズベリー・プロモーションズ(現在はバリー・マクギガン率いるサイクロン・プロモーションズ所属)へ移った[171]。
フランス
フランスでは、かつてすべての世界戦を放送していたCanal+が2009年にボクシングから撤退し、現在は中継局を持たない[172]。Canal+が手を引いたことで、すべてのタイトルマッチを同国内で戦ったブライム・アスロウムは試合開催に困難を来し、休養王座への移動を経て世界王者のまま引退を余儀なくされた[173]。
南アフリカ共和国
南アフリカ共和国では、ボクシングのテレビ中継は1980年代から大幅に減少し[174]、国営放送局のSABC(南アフリカ放送協会)が2011年初頭に撤退した後は[175][176]、モルティ・ムザラネ、ヌコシナチ・ジョイ、タカラニ・ヌドロブらの国内世界王者が存在したにも関わらず、限られた興行が有料衛星放送のスーパースポーツで中継されるのみで[174]、ボクシングトレーナーのニック・デュラントは2012年3月に、SABCの援助なしに試合を開催することは極めて難しいと話していた[175]。彼やプロモーターのブランコ・ミレンコヴィッチ(ブランコ・スポーツ・プロモーションズ社長)らの尽力の結果、同月のタカラニ・ヌドロブ戦、ヌコシナチ・ジョイ戦は直前になってSABCで放送されることが決まった[177][178]。
脚注
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- 三室毅彦「テレビ観戦ガイド 従来の地上波からBS, CS, ケーブルTVまで」『ワールド・ボクシング』4月号増刊、日本スポーツ出版社、1999年4月27日、 pp. 94–96。