住宅・コミュニティ・地方自治省

イギリスの旗 イギリス行政機関
住宅・コミュニティ・地方自治省
Ministry of Housing, Communities and Local Government
Royal Coat of Arms of the United Kingdom (HM Government).svg
役職
大臣 マイケル・ゴーヴ
組織
執行機関 消防大学校、計画審査庁、クイーン・エリザベス二世カンファレンスセンター
概要
所在地 ロンドンウェストミンスター地区、2マーシャム・ストリート、SW1P 4DF
年間予算 281億英ポンド[1](2011年度)
設置 2006年5月5日
前身 Office of the Deputy Prime Minister
(副首相府)
ウェブサイト
Official website

住宅・コミュニティ・地方自治省(じゅうたく・コミュニティ・ちほうじちしょう、英語: Ministry of Housing, Communities and Local Government, MHCLG)は、イギリス行政機関の一つで、地域社会や地方自治に関する行政を担う。トニー・ブレア政権下で行われた内閣改造に伴い、副首相府(Office of the Deputy Prime Minister)を改組して2006年5月に設置された。

設立の経緯

2001年7月、当時の副首相ジョン・プレスコットを長として、内閣府内に副首相府(Office of the Deputy Prime Minister; ODPM)が設置された。2002年5月、副首相府は廃止された運輸・地方自治・地域省(Department for Transport, Local Government and the Regions)から地方自治行政を移管され、独立した行政機関となった。その後、副首相府は一部で「ほぼ存在価値がない」などと批判されたり、以前より環境監査委員会(Environmental Audit Select Committee)が同府に対して否定的な見方をする報告をまとめていた。[3][4]こうして、2006年5月5日の第3次ブレア内閣の内閣改造をもって現行の省名に改称され、ルース・ケリーが初代コミュニティ・地方自治大臣に就任した。一部からは、看板の付け替えに過ぎないという批判もある。2018年1月9日には、テリーザ・メイ政権により住宅・コミュニティ・地方自治省(Ministry of Housing, Communities and Local Government)に省名を変更した。

脚注

外部リンク

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