日伯関係

日伯関係
JapanとBrazilの位置を示した地図

日本

ブラジル

日伯関係(にっぱくかんけい、ポルトガル語: relações entre Brasil e Japão英語: Brazil–Japan relations日本とブラジルの関係)は、日本ブラジル二国間関係を指す。

概要

2017年 BBCワールドサービスの国際世論調査
調査対象国別の対日本観[1]
調査対象国 肯定 否定 どちらでもない 肯定-否定
中華人民共和国の旗 中国
22%
75%
3 -53
スペインの旗 スペイン
39%
36%
25 3
トルコの旗 トルコ
50%
32%
18 18
パキスタンの旗 パキスタン
38%
20%
42 18
インドの旗 インド
45%
17%
38 28
ロシアの旗 ロシア
45%
16%
39 29
ペルーの旗 ペルー
56%
25%
19 31
ナイジェリアの旗 ナイジェリア
57%
24%
19 33
イギリスの旗 イギリス
65%
30%
5 35
メキシコの旗 メキシコ
59%
23%
18 36
ケニアの旗 ケニア
58%
22%
20 36
ドイツの旗 ドイツ
50%
13%
37 37
インドネシアの旗 インドネシア
57%
17%
26 40
アメリカ合衆国の旗 アメリカ
65%
23%
12 42
ギリシャの旗 ギリシャ
52%
9%
39 43
フランスの旗 フランス
74%
21%
5 53
ブラジルの旗 ブラジル
70%
15%
15 55
オーストラリアの旗 オーストラリア
78%
17%
5 61
カナダの旗 カナダ
77%
12%
11 65

日本は、1895年に初めてブラジルと外交関係を樹立した[2]第二次世界大戦後、日本は外国援助を通じてブラジルとの通商関係を強化した[3]対外直接投資は、ブラジルの産業発展のために用いられた[4]日系移民は他国よりもブラジルに最も多く見られ、そのことにより日系ブラジル人ブラジルの人口動態(ポルトガル語版、英語版)において大きな存在感を放っている[5]

1970年3月11日、当時のサンパウロ総領事大口信夫が誘拐される。誘拐犯の要求は政治犯5人をメキシコに亡命させるというものであり、ブラジル政府は要求を受諾。釈放した政治犯がメキシコへ到着した同年3月15日になって、総領事は無事に釈放された[6]

2017年BBCワールドサービスによる世界世論調査 (World Service Poll) によると、ブラジル人の70%が日本の影響力に対して望ましいとの見解を示しており、望ましくないとの見解を示したのはわずか15%のみであり、ブラジルは世界でも最も親日的な国のうちの一つであると言える[1]2013年BBCワールドサービスによる世界世論調査 (World Service Poll) によると、日本人の40%がブラジルの影響力に対して望ましいとの見解を示しており、望ましくないとの見解を示したのはわずか3%のみであった[7]

2018年時点で、日本企業500社以上がブラジルに進出している[8]

2021年10月12日ブラジル政府(英語版)から元皇族の小室眞子(皇籍離脱前は眞子内親王)にリオ・ブランコ勲章大十字型章(英語版)が授与された[9]2018年に日本人移住110周年を迎えたブラジルを公式訪問しており、「友好関係を増進した」として贈られた[9]宮内庁によると、小室は訪問時の歓迎に改めて感謝し、「日本、ブラジルの友好関係が深まることを願います」と述べた[9]

外交使節

駐ブラジル日本大使・公使

駐日ブラジル大使

  • フェルナンド・ギマランエス・ヘイス(1996~2001年、信任状捧呈は2月9日[10]
  • イヴァン・オリヴェイラ・カナブラーヴァ(ドイツ語版)(2001~2005年、信任状捧呈は7月27日[11]
  • アンドレ・マットーゾ・マイア・アマード(2005~2008年、信任状捧呈は12月12日[12]
  • 臨時代理大使)ジョアォン・バチスタ・ラナーリ・ボ(2008年)
  • ルイス・アウグスト・デ・カストロ・ネーベス(2008~2010年[13]、信任状捧呈は11月19日[14]
  • (臨時代理大使)オタヴィオ・エンヒッケ・ジアス・ガルシア・コルテス(2010~2011年)
  • マルコス・ベゼーハ・アボッチ・ガウヴォン(ポルトガル語版、英語版)(2011~2013年、信任状捧呈は3月25日[15]
  • (臨時代理大使)アレシャンドレ・ジョゼ・ヴィダウ・ポルト(ポルトガル語版、英語版)(2013年)
  • アンドレ・アラーニャ・コヘーア・ド・ラーゴ(2013~2018年、信任状捧呈は11月7日[16]
  • (臨時代理大使)フランシスコ・ペッサニア・カンナブラヴァ(2018~2019年)
  • エドゥアルド・パエス・サボイア(2019年[17] ~2022年[18]、信任状捧呈は3月7日[19]

出典

  1. ^ a b 2017 BBC World Service poll (PDF)” (英語). BBCワールドサービス. p. 20 (2017年7月4日). 2017年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月26日閲覧。
  2. ^ Kodansha encyclopedia of Japan, (1983)  (英語)
  3. ^ Helen Lanto Quan (2002), Finance, diplomacy and development: a study of Brazilian-Japanese relations in the twentieth century, University of California  (英語)
  4. ^ Takayo Yamada (1996), The economic relations between Brazil and Japan: the role of foreign direct investment (dissertation submitted in part requirement for the degree Master of Business Administration, Department of Management Studies, University of Glasgow), University of Glasgow  (英語)
  5. ^ The Japanese economy, M.E. Sharp, (2002), "The largest amount of Japanese migrants worldwide is found in Brazil"  (英語)
  6. ^ 「大口総領事、無事に帰還 四日ぶり、元気で 最後まで緊張の駆引」『朝日新聞』昭和45年(1970年)3月16日夕刊、3版、1面
  7. ^ Views of China and India Slide While UK’s Ratings Climb: Global Poll (PDF)” (英語). BBCワールドサービス. p. 25 (2013年5月22日). 2013年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月26日閲覧。
  8. ^ “Uruguay entra al radar de Japón”. エル・パイス(英語版). (2018年2月25日). オリジナルの2018年2月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180225094255/https://www.elpais.com.uy/que-pasa/uruguay-entra-radar-japon.html 
  9. ^ a b c “眞子さま、ブラジルから勲章 母娘で映画鑑賞も”. 時事通信. (2021年10月12日). オリジナルの2021年10月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211016023412/https://www.jiji.com/jc/article?k=2021101200866 
  10. ^ 信任状捧呈式(平成8年) - 宮内庁
  11. ^ 信任状捧呈式(平成13年) - 宮内庁
  12. ^ 外務省: 新任駐日ブラジル連邦共和国大使の信任状捧呈について - 2005年12月9日
  13. ^ ご引見(平成22年) - 宮内庁
  14. ^ 外務省: 新任駐日ブラジル連邦共和国大使の信任状捧呈について - 2008年11月18日
  15. ^ 外務省: 新任駐日ブラジル大使の信任状捧呈 - 2011年3月25日
  16. ^ 新任駐日ブラジル連邦共和国大使の信任状捧呈 | 外務省 - 2013年11月7日
  17. ^ “駐日ブラジル大使より着任のご挨拶”. ブラジル特報 (一般社団法人 日本ブラジル中央協会) (通巻1649号): 11頁. (2019年3月). https://nipo-brasil.org/tokuho_pdf/tokuho201903.pdf. 
  18. ^ 【2022年5月10日】サボイア駐日ブラジル大使 帰国記念 オンライン講演会”. 一般社団法人 日本ブラジル中央協会. 2022年6月11日閲覧。 “演題:「駐日大使としての3年半を振り返る」(仮題)”
  19. ^ 駐日ブラジル大使の信任状捧呈 | 外務省 - 2019年3月7日

関連項目

外部リンク

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