杉江松恋

杉江 松恋
誕生 1968年10月30日
東京都府中市
職業 ライター文芸評論家書評家
ジャンル 推理小説時代小説大衆小説
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杉江 松恋(すぎえ まつこい、1968年10月30日-)は、日本のライター文芸評論家書評家東京都府中市出身。父は私立高校に勤務していた。東京都立国立高等学校を経て慶應義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻卒業。在学中は、慶應義塾大学推理小説同好会に所属。

川出正樹・村上貴史・霜月蒼・古山裕樹らと創作集団「逆密室」に所属。他に「ヴィンテージ・ミステリ・クラブ」代表としてもファンジンを発行。

大学卒業後は携帯電話メーカーで企画営業や人事の仕事をしていたが[4][5][6]、10年で退社[7]。おもに推理小説などの書評や寄稿を中心に活動している。また、映画ノベライズも手掛けている。日本推理作家協会および本格ミステリ作家クラブ会員。翻訳ミステリー大賞シンジケート管理人も務めている。

バトル・ロワイアルII 鎮魂歌』ノベライズ版の献辞部分に「押井守に捧ぐ(M.Oに捧ぐ 表記)」と書くほどの押井狂[8]

2015年、『路地裏の迷宮捜査』で第68回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)候補。

熱心な演芸ファンでもあり、神田松之丞(現 6代目神田伯山)の初の単行本『絶滅危惧職、講談師を生きる』(2017年10月、新潮社)では聞き手を務めたり、2014年から18年にかけてcafe livewire 電撃座(東京・新宿)で落語会をプロデュースしている[9]

作品リスト

著書

共著

編著

  • 『これだけは知っておきたい 名作ミステリー100』(2004年6月 フィールドワイ)
  • 『これだけは知っておきたい 名作時代小説Best100』(2004年12月 フィールドワイ)
  • 『これだけは読んでおきたい 名作時代小説100選』(2009年1月 アスキー新書
  • 『読み出したら止まらない! 海外ミステリーマストリード100』(2014年10月 日経文芸文庫
  • 『ミステリマガジン700 創刊700号記念アンソロジー 海外篇』(2014年4月 ハヤカワ・ミステリ文庫
  • 『BIBLIO MYSTERIES I』(2014年12月 ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 『BIBLIO MYSTERIES II』(2014年12月 ディスカヴァー・トゥエンティワン)
  • 『BIBLIO MYSTERIES III』(2014年12月 ディスカヴァー・トゥエンティワン)

解説

脚注

外部リンク