疑惑の影 (映画)
疑惑の影 | |
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Shadow of a Doubt | |
![]() ポスター(1943) | |
監督 | アルフレッド・ヒッチコック |
脚本 | ソーントン・ワイルダー アルマ・レヴィル サリー・ベンソン |
原作 | ゴードン・マクドネル |
製作 | ジャック・H・スカーボール |
出演者 | テレサ・ライト ジョゼフ・コットン マクドナルド・ケリー パトリシア・コリンジ |
音楽 | ディミトリ・ティオムキン チャールズ・プレヴィン |
撮影 | ジョセフ・ヴァレンタイン |
編集 | ミルトン・カルース |
配給 | ![]() ![]() |
公開 | ![]() ![]() |
上映時間 | 108分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 英語 |
『疑惑の影』(ぎわくのかげ、英語: Shadow of a Doubt)は、1943年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。原作はゴードン・マクドネル、主演はテレサ・ライトとジョゼフ・コットン、監督はアルフレッド・ヒッチコック。1958年にハリー・ケラー監督作品『Step Down to Terror』としてリメイクされた。
ストーリー
カルフォルニアの静かな田舎町サンタ・ローザの駅に、謎の男チャーリー・オークリーが降り立った。未亡人連続殺人事件の容疑者として警察に追われる身のチャーリーは、体調を崩し、姉の嫁ぎ先であるニュートン家を頼って来たのだ。
ニュートン家の長女で、叔父と同じ名前を持つ娘チャーリーは、田舎暮らしを退屈に思い、羽振りのいい実業家の叔父に憧れていた。そんな姪っ子に、高価な指輪をプレゼントする叔父のチャーリー。だが、その指輪には、見知らぬ他人のイニシャルが彫り込まれていた。
ニュートン家を、政府の調査員と称する二人の男が訪れた。この二人は、実は東部から派遣された刑事だった。刑事の一人である青年ジャック・グラハムは、美しい姪のチャーリーに好意を持ち、叔父にかけられた容疑を話して協力を求めた。
家族には何も語らず、一人で叔父と対峙する姪のチャーリー。叔父は容疑を否認し、騒ぎ立てれば家族の名誉も損なわれると姪を脅した。叔父は本当に無実なのか? 疑問を深める姪っ子に、町を出ると話す叔父のチャーリー。見送りのために列車に乗り込んだ姪のチャーリーは、叔父と最後の対決をすることになる。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | ||
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テレビ朝日版 | BD版 | PDDVD版 | ||
チャーリー・ニュートン | テレサ・ライト | 鈴木弘子 | 小島幸子 | 藤田瑞希 |
チャールズ・オークリー | ジョゼフ・コットン | 中田浩二 | 堀内賢雄 | 乃村健次 |
ジャック・グラハム | マクドナルド・ケリー | 伊武雅之 | 阪口周平 | 大塚智則 |
エマ・ニュートン | パトリシア・コリンジ | 水城蘭子 | 野村須磨子 | 中川和恵 |
ジョセフ・ニュートン | ヘンリー・トラヴァース | 西村淳二 | 田原アルノ | 久保晶 |
ソーンダース | ウォーレス・フォード | 村松康雄 | 新田英人 | 矢嶋俊作 |
ハーブ | ヒューム・クローニン | 城山知馨夫 | 長谷川俊介 | 田坂浩樹 |
ロジャー | チャールズ・ベイツ | 鈴木一輝 | 鈴木貴征 | |
アン | エドナ・メイ・ウォナコット | 渕崎ゆり子 | さわやまゆか | |
不明 その他 | 竹口安芸子 川浪葉子 小林由利 向殿あさみ 中島喜美栄 緑川稔 増岡弘 藤城裕士 | |||
演出 | 中野寛次 | |||
翻訳 | 飯嶋永昭 | |||
効果 | ||||
調整 | 山田太平 | |||
制作 | 東北新社 | |||
解説 | 淀川長治 | |||
初回放送 | 1981年4月26日 『日曜洋画劇場』 |
- BD版:2012年11月2日にジェネオン・ユニバーサルから発売の「ヒッチコック・ブルーレイ・プレミアム・コレクション」に収録。
- PDDVD版:高砂商事などから発売のDVDに収録。
主な受賞歴
第16回アカデミー賞原案賞(マクドナルド・ケリー)ノミネート
脚注
外部リンク
- 疑惑の影 - allcinema
- 疑惑の影 - KINENOTE
- Shadow of a Doubt - オールムービー(英語)
- Shadow of a Doubt - IMDb(英語)